最近読んだ漫画で「新井 英樹」の作品である、「RIN」「シュガー」「キーチ」というものがあります。

読んで印象に残った漫画レビュー

この人の漫画は、いわゆる「一般人」「常人」とは違った観点

悪く言えば「社会不適合者」からの観点で書くので、結構ハマって読んでしまったんですよ。

 

普段からサザエさんのような話ばかり聞いていたら、飽きてしまいますよね。

その点、この漫画はいいスパイスになる。

 

特に表現の仕方が面白い。

 

 

例えば「ただ強い」ことを表現するのであれば、力なりスピードなりが優れていることを描写すればいいですが

「天才的に強い」を表現するのはなかなか難しい。

 

「天才的な強さ」って、あなたならどう表現します?

 

範馬勇次郎であれば、圧倒的パワーを見せつけることによって強さを表現できますが

現実味は全くない。

ドラゴンボールしかり、あくまで漫画の話になってしまう。

そんな中、「現実的にギリギリ天才を理解させてくれる漫画」「新井 英樹」の作品であった。

世の中の天才はこんな思考をしているのか?と考えさせられてしまう。

 

元天才ボクサーの会長と、天才ボクサーの掛け合いで

 

 

トレーナー「ジャブのコンビネーションはふんぬんかんぬん」

 

 

会長「まあ、俺は最初からできたけどね」

 

 

主人公「シュシュシュシュシュ!こんな感じ?」

↑できている

 

というやり取りが最高に好き。

ある天才が自分以外の天才を認めたくない!という表現はそうそうあるものではない。

 

他の作品では、児童買春について権力がらみで隠蔽された事実に対して

子供が主体で国に対して対抗する「キーチ!」という漫画などがある。

 

よほどひねくれた人じゃないと、書けない漫画かもしれない。

 

「キーチ!」の続編である「キーチVS」があったので、続けて読んでいたら初っ端からビックリ。

この漫画、どこかで見たことありません??

 

以前、「介護疲れで生活もままならない人が、母と心中を図る」という事件があり

巷では結構話題になったと思います。

京都認知症母殺害心中未遂事件とは【地裁が泣いた悲しい事件】

https://matome.naver.jp/odai/2139408194432080201

 

その後、度々上記の事件が話題に上がると、まとめサイトに姿を現したのがこの漫画。

「キーチVS」だったのか…。

 

 

何故プロローグで3話も、認知症の母と子の話を持ってきたかよくわからないんですけど

(一応、この息子は作中には出てくる)

久々に考えさせられる漫画を読んだと思いました。

認知症になってしまった叔母ですが

この漫画、何故今回話題に出したかというと…

認知症の段階による対応、苦労の様子が時間経過とともに描かれていたからなんですよね。

 

 

祖母の介護が始まったのは小学生からだったため、正直な話あまり覚えていません。

ただ、この漫画を読むと確かに

 

これからはもっと大変になってくるんだよなぁ…って、結構ヘコみました。

特にうちの場合、祖父だけではなく叔母もいるので大変そう。

2人を介護している人の話って、今のところ聞いたことない気がする。

 

 

そんな叔母も

「以前は認知症との疑い」という書き方をしていましたが、今では疑いようのない事実です。

 

毎週医者に通っていますし、認知症が進まないようトレーニングもしているみたいでした。

認知症が認められて「やっぱり」とガッカリする部分もありましたが

以前に比べて症状がかなり良くなったと感じられた点は、良かった部分でもあります。

 

病院に通い、家でもトレーニングのようなことをしているおかげか

以前に比べて会話は通じるし、表情の変化も多くなったのに驚きましたね。

 

話が通じづらくなったけれども、何か自分で喋りたいことを言って笑いだすのは

ここ数年、見たことありませんでしたから。

 

 

亡くなった祖母、今の祖父を見ていて思いますが

認知症にかかると本当に笑わなくなるんですよ。

 

祖母の口癖は「もうわたしゃ死んでしまいたいよ」でしたし

祖父の方は「おれぁ心配で心配で」と良く口にします。

 

その二人は共通して、急に不安になり出すことも多く

険しい顔をしたり、急にどこかへ出かけて「解決」しに行こうとします。

 

何故か皆、外を出歩きたがるんですよね。

 

「ここは自分の家じゃない」だとか、「ちょっと○○へ行く用事がある」だとか

「自分で確固たる理由」の理由を用意して、出かけようとしてしまいます。

 

 

まあ、それと比べると叔母はまだ心配しなくて大丈夫。

「ひきこもり」体質があるので、逆に「○○ヘ出かけません?」と誘わなければなかなか外出しません。

「外に出たい」と言い出されると本当に困るので、この「ひきこもり」は有り難いです。

認知症の叔母が一人暮らし?

現状良くなったと言いつつも、普通の人と同じ生活ができるかと言えばそうではありません。

 

 

何もしないと認知症が進んでしまうので、ちょっとした家事のお手伝いをしてもらっているのですが

 

 

「このお皿を洗ったら、ここにしまってくださいね」

 

「これどこやる?」

 

「えっと、まずスポンジで洗ってからですね。洗ったらカゴに移して、拭いて片づけます」

 

 

このように、食器の片付け方も説明しなければ出来ないのです。

 

 

「これ、なんだっけ」

 

「どうやる?」

 

 

と、電子レンジやトースターの使い方さえ、分からなくなっている次第。

 

もしかしたら、お風呂のお湯さえ貯めるのも難しいかもしれない。

 

 

 

食事は母が用意しているし、家事は昔から母が全部行っています。

言ってしまえば、お風呂も家族の誰かしらがスイッチを入れて貯めています。

 

 

 

まあ、一人で生活は難しいですよね。

 

 

ところが、だ。

 

 

急に「叔母を叔母の姉の家の近くで独り暮らしをさせる」計画が出てきたらしい。

 

発案者は叔母の姉。

 

 

「いやいや、アパートで独り暮らしはちょっとムリでしょ」が、私と母の意見でした。

 

 

それが先週の話。

お流れになると思いきや、もう既に叔母のひとり暮らしが決定していたらしいです。

叔母が一人暮らしを始めたわけ

一番の理由が、私たちが祖父の介護もあって大変だという理由。

もう1つが、普段から横浜の病院に通っていて、叔母の姉の家にも泊っていることから

いっそ横浜にすませた方が楽なのでは?という考え。

 

 

正直な話、私は「助かった」と思いました。

 

 

予想される問題が1つ消えたと。

 

いや、まるで厄介払いみたいな言い方になってしまいましたが

2人を介護するって本当にムリだと思います。

 

現状、毎晩徘徊しようとする祖父を止めるために父がリビングで寝ていて

ついこの間祖父にブチ切れてしまったぐらい、祖父一人でもいっぱいいっぱい。

 

というか、いかに父親嫌いの私であってもキレたのには同情をせざるを得ない。

キレた前日なんて、ほとんど寝れていませんでしたから。

 

まだ認知症が出てきて2年ちょいでこれですから、急に叔母の認知症が進行して

今の祖父と同じぐらいになってしまう可能性があるわけです。

 

今でさえ出かけようとした祖父を止めに、仕事中に行かざるを得ないわけですから

それが二人になったとすると、もしかしたら仕事が全くできない可能性が出てきます。

 

そうなってしまうと、私が家族を養う分稼ぐ必要が出てくるかもしれません。

それはちょっとどころか相当厳しい。

 

 

介護する身の正直な言葉です。

 

 

さて、実際に叔母が一人暮らしをするという話ですが、想像していたのとは若干違いました。

 

 

普段は叔母の姉の家にいて、寝るためにアパートに戻るのだとか。

 

 

母「でもそのうち、家に帰られなくなると思うけど…。こっちと違って土地勘もないでしょ」

 

 

ごもっともです。

 

 

ならそのまま叔母の姉の家に住めばいいと思いますけれども

なんでも、「生活保護を受け取るため」の方法なんですと。

 

 

形だけでもアパートで生活するようにと。

 

 

これ、ブログに書いちゃマズイ気もするけどね。

余計に身元は晒せないね。

 

 

 

というか「普通に考えて生活保護を受けれる条件」だとは思いませんでした。

お金がない理由が考えられないんですよ。

 

「あれだけ引きこもっていたのになんでお金がないの?」というのが母と私の疑問。

 

 

ついこの間まで働いていて(最近のはほぼアルバイトレベルでしたが)、外出はほとんどせず

服や物は買った形跡もなく、更には家にお金は一切入れない。

 

 

それが何で生活保護を受けれるぐらいにお金がないの??

 

 

なに?

変な宗教にでも入っていた?

実はギャンブル狂いをしていたとか?

 

 

絶対にそんなことはないと思うけど、長年一緒に住んでいて全く分からないって謎すぎます。

名探偵コナンが発売すると毎回買ってくるのぐらいしかわからないよ。

最後に祖父の自慢でも

生活保護について、母方の祖父がぼやいていたそうです。

「なんで年金より生活保護の方がもらえるんだよ!」って。

 

 

母方の祖父は未だに収入があるらしく、介護保険料を引かれたら月に4万円ぐらいしか年金がもらえないんだと。

 

何だかんだでうちの家系って商売が上手いですわ。

小さい頃に遊びに行くと、いつもテレビの青画面でずーと株価を見ていたのを覚えています。

 

 

アパートも2つ持っているとは初めて聞きました。

ただ、去年あたりにアパートを1つ建てえたため、貯金を全部はたいて借金までしてしまったのだと。

建て替えないと、とても人が入らないような古さだったらしい。

 

だから「一気に貧乏になった気分だ」と言っていたのだとか。

 

 

さすがに

 

「え、なんで今建て替えたの?うっぱらっちゃえばよかったのに」

 

って聞きましたわ。

 

 

この年齢でアパートの建て替え。

祖父は恐らく85歳は行っているはず。

母方の祖母も既に認知症。

 

 

借金してまで建て替えるかいな。

 

 

建て替えに2,3億かかったらしく、それなら処分してしまった方がいいのでは?

と私は思いましたし。

 

相続税とかどうなるんだろう。

 

その点うちの父親は、そういうことを全く考えない(言っても考えない)ので

最近では私の方に話が来ています。

というか、心配なので私の方から母に状況を聞くことにしています。

 

 

「お墓を買う件だったけど、大丈夫みたい」

 

 

お墓の管理等でこの前少し話をしました。

 

田舎のお墓だとお墓参りとか大変だしどうしようか、とか

菩提寺の問題があるしどうしようか、とか以前相談されました。

(「俺はお墓なくてもいいと思うけどね」と意見は伝えつつ、ちゃんと相談には乗っている)

 

けれども、今あるお墓に納骨しても問題はないみたいで良かったですね。

どうやらそのまま「田舎のお墓」を使っても大丈夫なのだそうです。

石川県のお墓は町で管理しているお墓なので、管理費用とかは発生しないのだとか。

 

町会費?のようなものを払っていればOK。

 

 

今後祖父の老人ホームなども探さなくちゃならないんですけども

父は全く探す気がない。

 

結局私が色々調べなきゃならんのですね。

 

 

ちなみに

うちの父に関しては間違いなく資産がない。

 

 

これも私が父を尊敬できない理由。

後先を全く考えていないから。

 

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