「骨董品の収集が好き」

と言われると、1つぐらい高額なものも混ざっているのでは?と思いたくなるものです。

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相続する財産にもちょっと期待してしまいますよね。

 

祖父も昔、「何でも鑑定団」に鑑定依頼を出して通ったらしいですが

実際は鑑定してもらっていないので、真偽はわからず。

 

祖父は石川県生まれなので「九谷焼」が特に好きです。

「九谷焼」って…知っていますか?というか聞いたことがありますか?

 

石川県では「輪島塗」ぐらいは聞いたことあると思いますけど

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他の伝統工芸品はあまり有名ではないでしょう。

小学生の頃に、社会で勉強ぐらいしただけではないでしょうか。

私は夏休みの自由研究で「九谷焼」について調べましたが

調べた時を最後に、まず話題に出たことはありません。

 

けれども、うちには大量に「九谷焼」がありました。

その中でも価値があるのが「古九谷」と言われる古い九谷焼なのですが

祖父の所持するものの中に「古九谷」はほとんどありませんでした。

これは自由研究の時に古九谷があるか聞いたところ

「これぐらいしかない」と数個だけ見せてもらったのです。

 

古九谷でなければ、「ちょっと高い食器」と思ってもいいでしょう。

あくまで「骨董品」が好きであり、珍しいものが好きなわけでもないので

美術品的価値がないものであっても「定価」で買ってしまっていたのです。

 

普通に食器を買うのと同じで、購入価格は高くても売れはしない。

結局処分するしかない、といったかんじですね。

家族の皆さん、骨董品の相続はあまり期待しないように

 

祖父の骨董品趣味は、掛け軸だとか一発夢見れるものがないので

まあ「偽物」を掴まされていた危険性がないものの「当たり」がない分ちょっと悲しいですね。

 

その点、槍や刀は鑑定書付きで持っているので安心感があります。

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槍って、刀に比べてちょっとショボいイメージがあります。

刃が刃先にしかないって。棒の部分が多いじゃないかって。

まあ、歴史好きな人からすれば、槍は槍なりの武具としての利点があるのですが

どうしても日本刀と比べると、装飾品なイメージが沸いてしまいます。

 

そんなイメージを槍に持っていたら、ヒドイ目に遭いましたw

中学生の頃ですけど、祖父の部屋(プチ書斎)に何やら見たことのないものが置いてあるのを見つけました。

 

先っぽにふわふわした、犬の尻尾のようなものが付いていたんですよ。

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なんだろう?

と思って、ふわふわした犬の尻尾のようなものを触ってみたら

 

「サクッ」

 

何かチクッとした。

親指を見てみると、指の皮が「ベロー」てなっていて、すぐに血が滲み激痛が走る。

普段怪我した時とは比べ物にならないぐらい、出血している!

速攻、バンドエイドやらテープで一生懸命止血しましたけど、よくまあ跡もなく綺麗にくっ付いたよなぁ。

いや、むしろ綺麗に切れていたからこそ、綺麗にくっ付いたのか。

 

予想をはるかに超えた切れ味にビビりましたw

こんなものが刃を上向きに立て掛けてあって、倒れて来たら怪我どころではすまないよ!

 

歴史の映画や漫画で、裏切り者が

「ああ、もうそれはいいよ」

と背後からサクッと刺すシーンがあって

「こんな簡単に人を貫通するものなのか?」

と思っていましたが…

 

なるほど、人間の体ぐらいスパッと切れてしまいますね。

この切れ味であの輝き…、好きな人が多い理由が身を持って理解できました(;・∀・)

骨董品を相続する場合、何をするべきなのだろうか

実際に祖父が骨董品好きで、沢山持っていた

夫が趣味で絵画を集めていた

 

以前から知っていたならまだしも、急に発覚してしまうケースがあります。

では実際に、どのような手順を取らないといけないのでしょうか。

 

ちなみに、骨董品に高い評価額が付くことは稀なケースであり

普通であれば、相続税を気にするほどの価格にはなりません。

 

骨董品は時価ですからね。

保存状態が悪ければそれだけ下がるし、そもそも偽物を購入してしまった場合もある。

数万~数十万程度のものであれば、家財一式として相続財産に含まれます。

 

ただこれは、あくまで評価額が分かった場合の話です。

評価額を知るためには…、専門家や詳しい人に相談するしかありません。

 

税務署に相続税の税額を聞こうとしても「あなたが評価額を出してください」と言われてしまため

自分で鑑定してもらうしかないのです。

 

こうなると、更に問題が出てしまう。

「鑑定費用は馬鹿にならない」ということです。

たとえ、1万円の価値しかない骨董品であっても

鑑定してもらうだけで1~2万円かかってしまう。

 

それだけでもヒドイ話なのに、この鑑定料は

相続税を算出する際の控除対象になりません。

 

 

特にひどいパターンだと

 

鑑定料2万円かかった

評価額が1万円だった

既に1万円の赤字

1万円の赤字にもかからず、評価額分の相続税がかかってしまう。

 

知り合いの骨董品に詳しい人や、まとめて商品の相場を調べてくれる業者などに頼んだ方が無難です。

本当に高そうなものがあれば、それだけを別の場所で鑑定してもらうという形で。

 

ただし

「みんな価値がありませんね。うちで処分しておきますよ」

なんて言う人は、ちょっと怪しいのでやめましょう。

 

本当に高そうなものなら鑑定書付きの物も多いし(祖父の刀は鑑定書を付けてもらっているらしい)

有名なものであれば、美術年鑑でおおよその相場を確かめることは可能(完品価格なので、基本はそれよりずっと下)

骨董品の相続で、相続税を気にする人は基本的にいません。

ただ、骨董品を相続するための準備で、余計なお金をかけてしまう人は沢山います。

 

それを考えると、「自慢」だと思って旦那や祖父の骨董品話をスルーするよりは

ある程度その骨董品にどれほどの価値があるのか知っておいていた方がよさそうです。

 

実際にあった相続税調査の話↓

税理士法人ATO財産相談室

http://www.ato-zaiso.net/ato/lib/20nen/5195/index.html

 

ちなみに骨董品の評価について、ちょっと気になる記事を見つけました。

税理士法人チェスター

http://chester-tax.jp/dictionary/category03_08/dic2_11.html

 

販売業者が骨董品を所持する場合、棚卸資産として計上される。

つまり「買取価格」で評価額が決まることとなります。

 

これって、業者に安く買ってもらって売却した後に金額を受け取れば相続税がかからないのでは?

う~ん、しかし相続税の税率を考えると、事業所得税の方が高くなってしまう可能性が高そう。