介護には、デイサービス(通所介護)というものがあるみたいです。

場所によって形態は様々ですが、1日預かってもらえる場所と考えてよいでしょう。

お値段は思いのほか安く、高い所でも1日あたり1200円ほど。

要支援から要介護が高い人まで幅広く利用できます。

 

 

 

 

先日、母がデイサービス(通所介護)のお話を聞きに行ってきたところ

ちょっと利用するのは難しいらしいです。

 

 

「ちょっとおじいちゃんが行くのはムリそうだわ」

 

 

「ん?連れて行くのが大変だから?」

 

 

「そうじゃないんだけどね。みんなで歌ったりするのよ」

 

 

「あ~、それはムリだねぇ」

 

 

「おじいちゃん、一人でいるのが好きでしょ?言うことを聞かないであばれちゃう可能性もあるし」

 

 

「そもそもなんで預けようと思ったの?」

 

 

「眠れるじゃない」

 

 

「え…」

 

 

 

現在、祖父が外に出ていってしまわないように父親がリビングで寝ております。

もちろん通り道なので、比較的寝るのが遅い私が起こしてしまったりする。

 

 

 

「う~ん、だからドアに仕掛けをして開いたら鳴るようにすればいいじゃない」

 

 

「毎日ビービーいっていたら困るでしょ?」

 

 

「音の発信源が別な場所にあればいいじゃない。探せばあるでしょ」

 

 

「でも起きないと思うわよ」

 

 

「ビービー鳴っていたら、誰かしら起きるでしょ」

 

 

「だってあんた、電話でも起きないじゃない」

 

 

「…(いや、面倒だから出ないだけなんだよなぁ)」

 

 

この話の流れ、絶対自分達では探さないと思う。

私がやるしかないのね(´・ω・`)

 

 

というか、探したら普通にあった件

【ワイヤレス人感チャイム LCW200】

早速ポチってみた。

 

ちょっと探せば出てくるのに、なぜうちの親は自分で調べることをしようとしないのか。

届いたら早速取り付けてみよう。

デイサービスというものの内容

デイサービスは素晴らしい!という説明をする前に

うちの祖父がデイサービスを利用できない原因を先に説明しておきましょう。

 

 

・性格的に合わない環境

・食事

 

 

この2点です。

どちらかと言えば、祖父の性格が問題なんですけどね。

デイサービスの環境

先ほど軽く内容を説明しましたが、デイサービス(通所介護)は利用者の孤立感の解消や心身機能の維持

そして家族の介護の負担軽減などを目的として実施します。

食事や入浴や排せつの手伝いなどを行ってくれる、便利なサービス。

 

自己負担金額が1割であったりと(所得でも変わる)利用者の負担金額はとても低く

要介護5の人が9時間以上利用した場合でも1200円程度に収まってしまいます。

 

デイサービス金額の一例:デイサービスセンターつばめ福寿園 利用料金表

 

ただし、老人ホーム同様「予約が殺到」しているので、3か月前から申し込んだりする必要があるため注意。

 

流しそうめんといった「月例イベント」的なことはやっているし、昔で言えば「ボケ防止」のレクリエーション活動

 

 

・書道

・折り紙

・コーラス

 

 

といったことを、普段からしています。

ただこの内容を見て、果たして通いたいか?と思った人もいるでしょう。

 

 

そうじゃない?男性諸君。

 

 

実際にデイサービスの現場では、レクリエーションの度に端っこでポツンとしている男性がいるそうです。

男の人は、もともと一人でいることが好きな人も多い。

 

 

「うちの祖父がデイサービスはムリだろう」

という理由の1つで「性格的に絶対やりたがらない」イベントが多かったのがあります。

 

 

昔から近所付き合いも特にせず、一人でプラプラ旅行に行ったり部屋にこもってテレビを見ていることが多かった祖父。

ゲートボールや囲碁や将棋など人と関わることを極力してこなかったので

誰かと一緒に何かをすることが特に苦手です。

 

 

特に、認知症が進んでいて感情を抑えられない状態なので

馴染むこともできず「もう帰る!」と言って暴れ出すことが容易に想像できてしまう。

デイサービスでの食事

お年寄りが受けるサービスなので、食事もお年寄りに合わせてあります。

 

 

 

 

うちの祖父は「糖尿病」「高脂血症」持ちなので、食事制限が必要。

通常のお年寄りに合わせた食事でさえも、摂りすぎてしまうのです。

 

 

先日お話を聞いたデイサービスでは、出る食事は塩分4gちょっと。

カロリー500~600程度。

少ない方ですが、うちの祖父にはちょっと多すぎるのです。

 

※カロリーと糖尿病はあまり関係ないのですがここでは触れずにおきます

【関連記事】糖質制限というダイエット以外でも効果が出るお手軽な手法

糖質制限というダイエット以外でも効果が出るお手軽な手法

 

もちろん、同様に食事制限をしている方もいるので、そういった方は「一部食べない」という対策をするそうですが

うちの祖父は味噌汁を抜くとかしたら間違いなく嫌がるだろう。

絶対に「帰る」と言い出す。

 

 

うちの祖父は昔から年より扱いや他人より劣った扱いをされることが嫌い(敬老の日は何もするなと言われていた)なので

1日だって耐えられる気がしません。

というかここ何年も「耐える」ということはしたことがないので。

通所している人もピンキリ

ここにきて「なんでなおさんのおじいさんは色々大変なんだろう?」と思うかもしれませんが

「認知症」ということが大きな枷になっているんですよ。

老人ホームに入る人が全員認知症でないと同様に、通所介護に来ている人も認知症でない方がたくさんいます。

 

 

うちの祖父は「要介護2」と、5つある段階の最初から2番目でしかありませんが

要介護の数値判断は認知症とは関係がないため、認知症にかかっていない人に比べて圧倒的に手間がかかってしまいます。

 

頭はハッキリしているのだけれども、事故で体が不自由になってしまった方などで要介護3や4という場合がありますが

認知症は要介護1であっても「周りに合わせられない」「いうことを聞かない」「暴れる」と言った方は稀に見ます。

 

コミュニケーションを取ることが問題ない人も、祖父同様の要介護2はいっぱいいるわけで

 

 

要介護の数値≠介護の手間

 

 

となってしまうのです。

 

介護したことがない人にはイメージが沸きづらいと思いますが、認知症とは「脳の機能が低下」する症状。

思考能力が下がるばかりではなく、排せつや食べ物を食べるといった行動、更には生命維持活動も弱くなっていく。

 

「おばあちゃんが吐き出してしまうの」という言葉を介護している人から聞いたことがあると思いますけど

あれは「嫌だから口から出す」のではなくて「嘔吐してしまう」こと。

脳機能が低下してしまっているので、最悪すぐに嘔吐してしまう症状が現れ始めます。

 

歩けないのは筋力が低下するだけではなく、「体を動かす」という行動を脳が命令出来なくなっているんですよ。

 

 

以上の事から、認知症にかかってしまうと要介護が必要な「体が不自由な人」に比べて非常に手がかかってしまう。

 

通所条件は「要支援」「要介護」が必要な人というだけであり「体が動けば普通に生活できる人」も多くいらっしゃるのです。

うちの祖父も「体が不自由」というだけでしたら、問題なく通えたんですけどねぇ。

 

【介護についての関連記事】