当たり前ですが、ビジネスにおいて何をどのように人へ勧められるかはかなり重要。

売り込みが上手な人は、道端の石でさえ売ることができる。

 

反面、物やサービスを受ける側はその商品が「本当にいいものか?」どうか正確に判断できなければなりません。

 

 

・物やサービスを他と比較する

レビューを参考にする

・相手の言葉を鵜呑みにしない云々

 

 

買い手側はいかに良いもの「だけ」を買う立ち回りをしたいところですが

その際に「選択肢の数」というものが重要になってきます。

 

先日、葬儀社選びにおいて斎場が思うように決まらない」というお話を聞き記事に書こうと思いましたが

今回の記事では「選択肢の落とし穴」についてお話しようかと思います。

 

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口コミ以外のオススメは基本避けるべき

人間がする失敗はほとんどが選択ミスによるもの

自分は選ぶセンスがあると思います?

私はナイです。

絶望的にナイです。

おかげでミスも多い。ワタシトテモカナシイ。

 

 

どれぐらい選択が下手なのか、残念な実例を挙げてみましょう。

高校

数ある高校の中から、自分の偏差値で受かりそうでなおかつ新しめの高校を選んだ結果。

マジセンスネェ。

 

毎月朝礼で並ばされて「校則の刈り上げになっているかどうかの頭髪検査」をする校則がヤバイ所でした。

パンフレットには超絶角刈りの生徒が載っていましたけど、まさか角刈りが校則だとは思いませんでしたし。

タバコ、酒はもちろんのこと、恋人がいることがバレると退学(不純異性交遊という名目)

 

夏服の色が灰色のテカテカズボンで、目がチカチカして見栄えが悪すぎ。

昔は青がかった薄い線がズボンにはいっていて、女のスカートも男子と同じ素材でした。

 

隣の青山学院からは「渋谷のゴキブリ」と呼ばれていたのが完全にネタ。

13クラスあるマンモス高でしたが、1学年で毎年50人辞めていったそうです。

今は制服もブレザーでデザインが良くなっているけど、当時は本当に酷かったんスよ。

大学

まさかここ以外落ちると思わなかったから、ロクに調べなかった滑り止め。

家の近くにあったから、ここでいいかなと安易に決めた結果がコレ。

マジセンスネェ。

 

電車で15分の校舎かと思いきや、商学部は何故か片道1時間半近くある神奈川の校舎。

普通は2年で校舎が変わりますが、4年間生田校舎という絶望的な選択肢。

最寄駅から山を20分登れば大学へ到着。

バスが出ているものの、人が多すぎて2,3本早くじゃないと乗れないし

市街地を通っていくから結局バスでも20分かかってしまう。

 

そして坂を登っていく途中にパチ屋とゲームセンターが何件もあって、もう「大学に行かなくていいよ」と言われている気がしてなりませんでしたね。

当時は駅前にコンビニが1件もないぐらいな場所で唖然としたものです。

専門学校

ゲームプログラマーになるになるべく勉強ができる専門学校を選んだはずが(レクリエーションを売りにしているところもあるぐらい勉強できる場ではない)

マジセンスネェ。

 

教科書のスピードは壊滅的に悪いし、周囲環境も悪し。

恐らく高校生ぐらいであろう人が学校の勉強をしたくなくて入ってきたようで、周りの意識が恐ろしく低かった。

 

本気の人、そして我々のように勉強するつもりで入ってきた人は

授業はそっちのけで自分の作品作りをしていました。

 

更に、プログラマーの学校なのにPCスペックが恐ろしく低く、命令を出してもなかなか動かない。

最初は居残りして作品を作っていましたが、途中から家に持ち帰って自分のPCで作業していました。

 

 

ちなみにプログラマーは「適正」が本当に必要であって、「プログラマーの考え方」が備わっていないと本当にキツイ。

自分の左の席の子は真面目にずっと勉強していたものの、ついていけずいつの間にか来なくなってしまった。

インターン

他に選考中の会社があったものの、時期的な焦りから一つ返事で働くことに。

マジセンスネェ。

 

働いていた当時は「このまま働けるように頑張らなければならない」と必死だったので気にしていませんでしたが

なかなかのブラックのようでした。

 

「インターン」を開始した初日から朝10時~夜7時まで勉強。途中から実務作業。

土日は休みで、ほぼ働いているのと変わらない。

1か月後ぐらいには実務の作業量が追いつかず、自主的に夜10時まで残ることに。

タイムカードを押していたけど、インターンでも押すものなのか?

タイムカードは12時を過ぎそうになると、強制的に押されます。

 

ぶっちゃけ「試用期間」と変わらないでしょ。

多分「研修」「試用期間」だとお金が発生するから。

 

「インターン」なのに、土曜日に「ベンチマーク大会をやるぞ」と会社に呼び出されて自作PCを作らされ

「インターン」なのに行きたくもないカラオケのオールに付き合わされて

「インターン」なのにメンテナンス作業で翌朝まで仕事をさせられました。

 

2か月で実力が足りずにクビ宣告。

いや、当時はショックで2週間寝込んでいたけど本当にクビになってよかったと思うよ。

プロジェクトリーダーは三か月無休で倒れて病院に運ばれていたけど、次の日には来ていた環境。

 

一番納得いかなかったのが、ソーシャルアプリ会社なのにPCスペックがクソアンドクソ

自作PCで相当早くなったものの、計5万円かけたぐらいで今まで使っていたPCより動きが良くなるのはどうなのよ。

 

 

結局

 

「会社で働く」という選択肢を選ばなかった結果が今あって、一番良い結果となってしまったことが悲しい事実。

 

選択が上手な人は、もちろんいるはず。

けれども私のようにヘタクソな人も多いはず。

選択肢が多いほど、変なものを選びそうな気がしません?

選択肢の多いことが最良とは限らない

結局、私が人生において選択をミスった時に「数ある中からハズレを引いていしまった」後悔だけが残ってしまいました。

少ない中から選ぶ場合に比べて、ショックが限りなく大きい。

それだけ真剣に調べたし、時間をかけた結果がコレはさすがに心が折れる。

 

 

選べるものが沢山あるのはいいことです。

自分にマッチするものを見つけられる可能性が、格段にアップします。

コンビニで読みたい本を探すよりは、本屋さんで自分の興味があるコーナーに向かった方が遥かにマッチします。

 

ただ…

選択肢が多いことは必ずしも正しいわけではないんですよね。

 

 

3種類の選択肢の中よりも、100種類の選択肢の中の方が良いものを見つけられそうですが

逆に言えば大ハズレを引いてしまう可能性も格段に上がります。

しかも、3種類同士を比較するのはまだしも100種類をすべて同じ目線で比較するのは至難の業。

 

苦痛以外の何物でもありません。

 

 

「大阪食い倒れ100選本」の中からは選び放題ですが、果たしてどこに行くか決める事は出来るのでしょうか。

読んでるうちは楽しいかもしれませんが、実際に選ぶ場合は食べログの上位3店を見る場合も多いと思います。

 

 

私は旅行とか計画を立てるのが大の苦手だから余計にわかります。

 

下手に自分で時間をかけて選ぶよりは「2泊3日のあんしん旅行プラン」があればそっちを使いたいです。

もちろん、そのプランについてはしっかりレビューを確認しますけれどもね。

ロクでもない商品を買ってしまった俺が商品レビューの読み方について書いてみる

 

コンビニに入って、週刊誌の棚を見てジャンプを買ってしまうようなものです。

 

何の目当てもなく本屋に入ったら、どれを買おうか迷ってしまいますが

コンビニであれば目についたものを「買うか」「買わないか」を悩むぐらい。

大して時間をかけてないので、たとえ面白くなくてもひどく後悔することはありません。

 

選択肢が多い場合は「数ある中からわざわざダメな店を選んでしまった」という後悔が付きまとってしまいますが

あえて3つの中から外したとなれば「3分の1を外した!運が悪かった」で済ませることもできます。

選択肢を上手く絞れる人が最も良い結果を出せる

人に何か教える時は、数ある中から選ばせないであなたが1つだけ指定してやらせた方がいい。

 

「まずはAだけをやろう。できなくてもやれるまでやろう」

 

とりあえずやらせる。

 

 

教えることが苦手な人は、自分ができることを全て詰め込もうとして

 

「俺はAがやれるしBもやれる。Cもできるから全部教えた方が相手のタメだよね?」

 

と思ってしまがちだが、言われる側としては「そんな初めてのことだらけで手が回るか!」状態なのである。

 

 

色々なことを同時並行で結果を残すのは、天才でなければムリ。

一般人にはムリ。できる限りのことをさせよう。

 

 

やらなければならないことが多くはないので、広く手を付ける場合に比べて早く確実に成果が出る。

しかも出来たことによって自信が付く。

自信が付けばモチベーションも上がり、楽しくなってくる。

正のスパイラルですね。

 

 

「選択と集中」が大事!

とは、ビジネスでもよく言われます。

 

 

 

実際に教わる側ってあなたが思っている以上にお得な立場にあるんですよ。

だって「数ある選択肢の中」から「使えるランキング上位」のことを教われるわけですから。

 

 

数ある選択肢の中からあなたにとって一番必要なことだけを教えてくれる

 

 

あなたは100個ある選択肢の中から探す時間をかける必要がなくなり

しかも解決策をすぐに教えてもらえる。

 

コンサルティング料というものが高いのは、この絶大な効果が見込めるからです。

何故か「ちょっと教わる」だけであっても、企業が大金を払ってしまうわけです。

企業コンサルが「毎朝、必ずしなければならないことをリストアップしましょう」と言われただけで終わってしまうこともあるのです。

(話がうろ覚えでどこか違うかもしれません)

 

 

だから、会社であっても「教えてもらえる」というのはとてもお得な立場にあるんですよ!

 

もちろん、教えてくれる人が上手な場合に限りますけどね。

その人の能力教える能力は全くの別物。

「実績」「権威性」があってもコンサルティングが上手いとは限らない。

 

ですよね?長嶋監督さん。

私達にとって、選択肢が多いことはメリットだけれども選ぶのは本当に大変。

むしろ、選んでもらえるなら嬉しいことこの上ないです。

 

 

プラン、パッケージが安くなくても売れ易いのはこのためです。

 

 

最近で言えば、とある福袋専門会社の人気が出ていました。

なんでも「服の福袋」を販売していて「服一式」が詰まっているのだとか。

 

既にコーディネートされた服がセットで入っているので、服選びをする必要がなくなり人気なのだそうです。

 

福袋といえば、在庫整理とか同じ商品が入っていると思われがちですが

福袋ごとにセットが変わるため、好きならいくつでも買ってよい。

 

福袋と言いつつも「セット販売」のため、それなりのお値段がしてしまいますが

予約一杯で大人気なのだとか。

 

 

 

物、サービスを提供される側としては

 

 

・選択肢が多い

・多い選択肢の中から選んでもらえる

 

 

ことは、本当に助かります。

 

ただし、必ずしも提示されたものが良いとは限らない。

物、サービスを提供されている背景を考えないと、蓋を開けてみれば「最悪!」なんてこともあります。

 

 

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