「ゴゴゴゴゴゴゴ…」

 

ゲームをプレイしていると、この効果音が地震に使われますよね。

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これ過剰表現だろ!って思っていたんですけど。

東日本大震災を実際に体験して本当に地鳴りがすることを初めて知りました。

 

あれ以来、余震で縦揺れが起こるたびに恐怖感がすさまじかったです。

あんな長く揺れる地震は、今まで経験したことがありませんでしたからね。

小学校の時に習った「震度6」は、阿鼻叫喚だったはずでしたから。

 

想像していたよりも、日本の建物は丈夫でした(ただしヒビが入ったりガタガタにならないとは言っていない)

 

 

さて、そんな恐怖を忘れたころに明け方に大きな地震。

久々の大きな地震。

 

 

縦揺れを感じてしばらくしたら「ポオワッポオワッ!」

いや、緊急地震速報おせえ。

 

 

何がヤバいって、たまたま泊まりで仙台に行っていて

たまたまさらに1泊していたこのタイミングの悪さ。

 

東日本大震災とは違って、明け方に起こったから気が気ではありません。

 

 

「あれ?もしかして俺死ぬの…?」

 

 

なんて、本気で考えてしまいました。(寝起きで頭が働いていない)

実際に、運悪く大きな地震に遭遇してしまうと「人は簡単な不運で死ぬものなのか…」とか考えてしまいますよ。

本来であれば、前日に東京へ戻っているはずなので。

 

走馬灯とまでいかなくても、今までの人生を思い返していたり。

テレビを付けて「1Mの津波が…」というのを見てから、ようやく「これくらいなら大丈夫だろう」と安心しました。

 

 

最終的に受けた被害は

仙台から東京へ到着するのが30分伸びた(東京駅で電車の空き待ちのため)ぐらいでしたが

「やっぱり、いつ死んでも悔いがないように生きなきゃなぁ…」って久しぶりに思うことができました。

いいきっかけだった思うことにしよう。

家に帰ってみると新たなトラブルが

帰ると同時に、母が小声で「おじいちゃん、今かなり混乱しているから」

認知症のうちの祖父、前日にかなり頭が混乱していたようです。

 

昔、田舎に帰った祖父が窓ガラスを全部割ってしまったことがありましたが

行動には移さなかったものの、下手すれば暴れ出してもおかしくない状況だったそうです。

 

書類を取り出しては

 

「俺はこんな話をつけた覚えはない」

 

「勝手に俺のものを持っていかれた!」

 

と怒鳴り散らします。

当然、こちらの説明は一切受け付けません。

叔母がとばっちりを受けて「なんで私が泥棒扱いされなきゃならないの!」と怒っていたのだとか。

 

おかげで後日、その担当税理士の人に来てもらって説明をしてもらう羽目に。

 

 

「おじいちゃん、あんなこと言っているけれどどう見てもおじいちゃんの字だよね。こんな特徴的な字は」

 

「登記関連は、まず本人のサインがなければいけないので、絶対に○○さんが契約したものですよ。そう伝えてください」

 

 

問題の書類を手に取り、1つずつ祖父と確認を取っていました。

(あれ?サインで事足りるって『ミナミの帝王』や『クロサギ』で読まなかったっけな?)

と思ってしまったのは、ちょっと置いておきましょう。

 

 

最近は祖父が混乱する頻度が増えてしまったため、また対処法を考えなければなりません。

 

今回は「重要な書類以外は処分する」という対処をしました。

 

 

「重要な書類を目につかないところに置けばいいのでは?」

 

と思うかもしれませんが、最近の祖父は「現在」「昔」を区別できなくなってきています。

実際に一昨日、昔の自分の手紙を読んでしまったおかげで

 

 

「今からあいつと話をつけてくる」と言って

帽子を3個被って下が寝巻のままコートを着て家を出ていこうとする。

格好もさならがもちろんこの季節、その恰好では寒くて仕方がありません。

 

祖父は過去の情報を得てしまうと、それが今起こっていることだと考えることが多いので

手紙でさえ、トラブルの原因になってしまいます。

過去の新聞でも怪しいですね。下手すれば、歴史書でも。

 

そうならないために「重要な書類以外は処分」しているのだとか。

 

 

また、祖父が混乱する時は「全然寝ていない」場合がかなり多いです。

「寝よう」と言っても寝る性格ではないので、何とか「もう寝る時間」ということを理解させて布団に入らせることしかできないのがかなりつらい。

昼間に寝すぎると夜にウロウロしだすのでなかなか難しいです。

まだ外を徘徊しないだけマシではあります。

 

今はGPSがあるから便利ですね。

認知症の祖母が徘徊していた時は、真夜中にうちの父が外を1時間以上かけて探していましたから。

 

 

 

実際に一昨日の現場、僕は仙台にいたので目にしてはいません。

けれども、血の気が引く出来事を目にしてしまいます。

 

 

昨日の話なんですが、祖父がいつものようにリビングに顔を出したんですよ。

この時は

 

・飲み物を飲む

・手を洗う

・冷蔵庫を物色する

 

の3つぐらいなので

 

(手でも洗いに来たのかな?止めるの面倒だから、冷蔵庫は開けないでくれよ)

 

と、若干面倒くさい気持ちで祖父の動きを観察しています。

洗面台に向かったので、どうやら今回は手を洗いに来たようです。

 

が…

いつまで立っても動き出さない。

その割には、水の出る音がずっとしています。

 

というか…「ドドドドッ」って尋常じゃない勢いで水が出ているんじゃないか!?

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「じいちゃん、何をしているんですか?(できる限り笑顔で)」

 

 

「えぁ?どうした?」

 

 

「いや、じいちゃん。水出しっぱなしですよ」

 

 

「うぅん?」

 

 

「何しているんですか?水がもったいないですよ」

 

 

「いやぁ…、あっちの水が少ないから…出している」

 

 

すごい嫌な予感がしました。

また、認知症が進行してしまったんだろうなって。

ちょっと何を言っているのか理解できません。

 

 

そのあと理由を聞いても「あっちに水がないから」というだけでわけわかめ。

 

流石に弱りました。

だって、どんな理由で水を出しているのか分からなかったから、やめさせる方法が分かりません。

相手が何を考えているか分からないので「その行動を辞めるべき」理由が思いつきません。

 

そうは言っても、祖父は猛烈に流れていく水を見ているばかり。

このまま放っておくことはできないので

 

 

「じいちゃん…、あの…申し訳ないんですけど…ちょっと歯を磨かせてもらえませんか?」

 

「水は僕がやるので…」

 

 

半ばムリヤリ、洗面台を占領する形で祖父とタッチ。

 

はい、祖父がものすごく嫌そうな顔をしています。

多分、父だったら文句を言われていました。

孫の僕だからこそ、言うことを聞いてくれたのだと思います。

 

が、それで終わりだと思ったらそれだけではありませんでした。

 

 

「ゴボン…グガガガガ…ボコン」

 

 

あぁー

 

トイレを流し続ける祖父がいた。

もうそろそろ、手に負えなくなってきたかもしれない。

認知症は気づいたら一気に進んでいます。

これでトラブルが終わりかと思いきや

認知症にかかっていたのが祖父だけ?

どうやらそれは、希望的観測だったらしい。

 

 

最近は若くても認知症にかかる人はいる。

確率的にそこまでじゃないから、「まあ、祖父以外は大丈夫だろうなぁ」と思っていました。

けれども、改めて考えてもらいたい。

祖父よりは若いが、周りの家族もなかなかの高齢です。

 

 

今回、最近怪しいと気づいたのが「叔母」でした。

ちょうど祖父の現状を聞いている時に、「叔母」のことも話題に上がったのです。

 

 

「もう私たちの年齢だと、単語が出てこないじゃない。でもおばちゃん、説明が上手くできないみたいなの」

 

「この前私に『目の下が赤い』って何度も言ってきて、でも私は赤くなかったのよね。どうやら話を聞いてみると、自分の目が赤いらしいの」

 

 

とにかく、会話が噛みあわないことが増えてきたみたいです。

 

今日も父が

 

「おばちゃん、今(風呂に)入るって言ったから着替えてきたのに、入らないのかよ。洗濯機回さなきゃならないのに」

 

と怒っていました。

 

 

確かに最近「言っていることがよくわからない」節があったんですけど…

今まであった会話を冷静に考えてみると、ちょっとおかしいかな?という部分があります。

それ以外にも、説明が全然できないことが最近になってものすごく多いとか。

 

そういえば最近、何故かフラフラしていることも多かったような…。

 

「普通に仕事場へ行っている」という事実があったので

叔母に異常があるとは考えてもみませんでした。

 

仕事に弊害が出ていないことが信じられません。

 

たとえ認知症でなくても、ここまで話が通じないのであれば

どこか脳の方に異常があるのかもしれません。

 

少なくとも病院へ行くべきですが、うちの家系に関しては全員がプライドが高くて頑固

人のアドバイスはまず聞かない性格。

 

治る部類のものであってくれればいいのだが。

 

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