「先生、こんなヒドイ葬式は初めてですよ…」

 

 

父(歯医者)が祖母の葬式で言われてしまった言葉。

 

席に座って、お経を聞いて、前から順番に進んでいき焼香して…

当時中学生であった自分には、この程度の記憶しかありませんが

祖母の葬式は、それはそれはヒドイものだったらしいです。

 

面と向かって「ヒドイ葬式だった」と言えてしまうぐらいヒドイ状況って、ちょっと想像できません。

前回、病院でウロウロしていた葬儀屋にお願いをしたら、ヒドイ目に遭ったという話をしましたが

自分が介護をしていた場合、快く葬式を行えるのかどうか

金額の問題はともかく、内容が酷かったのは祖父が原因

 

とにかくケチったことで、今までにない葬儀になってしまいました。

ケチる所は見積もりの時点で色々あっただろうに

何を思ったのか祖父は「食事」をケチってしまったそうです。

 

 

一番ケチってはいけない食事…。

 

 

葬儀の食事って、それなりの金額がするんですよね。

3000円、4000円とする上に、食事のスタッフさん費用も掛かります。

もし100人参列したとすれば、食事だけで30万円以上…。

葬式って、メチャクチャお金がかかりますね(;・∀・)

 

金額だけ見ればある程度節約したい気持ちは分かりますが

事もあろうか祖父は「葬儀の食事を自作」したそうです。

自作ってどうやるかわかりますか?

自宅の台所で作るのですよ!

 

考えるまでもありませんが、普通の台所で100食作るのは不可能

となると、作るものはおにぎりやサンドイッチと言った簡素なものとなります。

 

ちなみに、普通の葬儀場の食事はこんな感じ

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提供されたものは

ダウンロード

ダウンロード (1)

 

 

こ れ は ひ ど い

 

 

更には食事以外にも、葬儀場ではお酒を飲む場所があって

そこでもつまみが切れてしまう始末。

つまみと言っても、本来であれば「寿司」だとかですよ。

柿ピーではないのですよ!

 

食事は全部自作であるわけで、「寿司」は1つすら見当たりません。

 

普通の葬式であれば「食事が極端に少ない」「つまみが足りないというかつまみ?」ということはありませんので

祖母の葬式に参加した人は、あまりにも「目に見えてケチった葬式」だったらしいです。

 

葬式って、亡くなった本人がやろうと思ってやるものではなく

「家族が『素晴らしい葬式で送ってあげよう』と自己満足で行うこと」じゃないですか。

「見栄」や「自己満足」を満たすために、葬式は力を入れることが多いのに

祖母の葬式は完全に「手抜き」

自分の家が、下手すれば親戚中に「この家は大丈夫なのか…?」と思われてしまいかねません(>_<)

 

当然、葬儀屋さんも止めはしたらしいのですが、頑固な祖父は全部無視。

ケチりにケチって最悪の葬式になってしまったわけです。

祖父は仮にも数百人に参列して頂けるぐらいのポジションであったのに

葬式をケチって幻滅されてしまったかもしれません。

 

葬式にあまりお金を掛けたくはありませんが、目に見えるほどケチるのはちょっと…。

よい葬儀とはどういったものか両親に聞いてみた

葬儀屋さんのせいではなく、家族のせいで酷くなってしまった葬式。

もう葬式の底を見てしまったわけですが、それでは「良い葬式」というのはどういったものなのでしょうか。

 

「良い結婚式だった」

という話は耳にしますが

「良い葬儀だった」

という話は聞いたことがありません。

 

 

私は比べるほど経験をしたことがないので、これもまた両親に聞いてみることにしました。

 

 

「今まで行った葬式で良かったと思ったものってある?」

 

 

「特に良い葬儀は…」

 

 

と、とても歯切れが悪い返答が返ってきてしまう。

 

 

「え~、それじゃあわからないよ!だったら『こうあって助かった』レベルの葬式はない?」

 

 

沢山の葬式に参加して、良かった部分を思い出してもらっています。

それで出てきたものというのが

 

 

・葬式の段取りを丁寧に教えてくれる

・香典などのお金の管理がキッチリしている

・人数が多くてもこなせている

・時間通りにキッチリ終わる

 

 

お?

 

 

ちょっと聞いていて?マークが出まくりだったんですけど、これって当たり前のことじゃない?

 

 

自分としては「葬儀の人が親族や故人に○○をしてくれて嬉しかった」という話を聞いたつもりなのに

ただ「業務上の仕事をキッチリ行っていた」部分を評価されても困ってしまうよ。

 

唯一参考になりそうだったのが「焼き場が近い場合」

参列者さんはかなりの人数になってしまうので、焼き場が近いと移動が楽なのです。

というか、遠いとすごい大変なのです。

 

何度も葬儀に参加している両親の「葬式評価」が業務レベルで収まってしまうとなると

どれだけ「感動葬儀」をアピールしている業者があっても、使う利点があるとは思えませんよねぇ。

参列した両親は何も感じていないので、恐らく家族の自己満足で終わってしまいます。

まあ、葬式そのものが家族のためのものなので、それでいいのでしょうけど。

 

うちの祖父が「やられてか…」と言ってしまったぐらい悪質な業者もいるみたいなので

しっかりした業者を探さなくてはならなそうです。

 

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