前回、鬱状態とまではいかないまでも

精神的に弱っている時の対応を間違えると、一生を左右してしまう話をしました。

精神的なダメージは客観的に見たらわからないもの

まあ、早い話「精神的に弱らなければ」何も問題がないのですが

そうもいかないのが人間です。

 

だからと言って「精神的に強くなれ」とかいう根性論は以ての外。

「精神的なこと」「肉体的なこと」に比べて対処しづらいのが周知の事実。

 

誰もが何事にもへこたれず、自分を律して目標が達成できるのであれば

日本人全員が東大に入れる頭を持っていて

日本人全員がベンチプレス100kg持ち上げられるようになります。

 

そりゃそうだ。

誰もがどこかで「甘え」たり「妥協」さえなければ

掲げた目標というものは、基本的に達成できるレベルであるのだから。

達成できないレベルは「夢」と言う。

 

ただ、鍛えるのが非常に困難である「精神的な部分」

実は、精神的な鍛練を積まずに心理状態を安定させる方法があります。

 

「有酸素運動」を取り入れるという方法です。

 

「有酸素運動」というと真っ先にダイエットが思い浮かぶかもしれませんが、これから話す内容は

「運動は自分のパフォーマンスを上げるもの」として考えてもらいたいです。

 

運動をすれば代謝が上がるしカロリーを消費する。

その結果痩せますが、はっきり言って運動だけで痩せるのは相当な苦労を必要とします。

 

ダイエット目的で運動を取り入れるのであれば、以前話した糖質制限を少しするだけでバッチリ効果が出るので

今回は「自分の能力を上げるために運動をする」ということ前提に話を聞いていてください。

糖質制限というダイエット以外でも効果が出るお手軽な手法

ハワイに住む金持ちは、毎日ビーチに沿って走っている

ハワイって、イメージと違ってホームレスがメチャクチャいるんですよ。

街中の奥まで行かなくても、ビーチの端っこにいたりします。

普通に街中を歩いています。

 

その傍らで、ビーチに沿ってランニングしている若者や年配の方が。

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聞くところによると、ランニングしている人はお金持ちが多く

貧乏人はランニングをしません。

実際に、ハワイに別荘を持っている社長さんから聞いた話です。

 

ハワイでは、お金持ちに見えて肥満な人は見かけませんでした

 

ブランドをいっぱい身に付けたモデルのような人とか

高級車に乗っているマッチョなお兄さんなど

基本的に体型が良くて、ビーチバレーをやっていたりしています。

 

お金持ちの人ほど運動をしていて、見た目が良いです。

 

この話を聞くと「金持ちは最終的に健康を気にするようになる」と思うかもしれませんが

実際に走っているお金持ちは「アーリーリタイア」した人たちばかりではありません。

現役のビジネスマンが多くいます。

 

彼らは「お金を手にしてやることがなくなってしまったから、健康に気を付けている」わけではないのに

何故ランニングをしていると思います?

 

それは、運動をした方が「自分のパフォーマンスが上がる」ことを理解しているからです。

これ、かなり重要。

運動をすると、頭の働きが良くなります。

運動は体ばかりか頭にもいい

実際私も20歳からずっとジムに通っていて「健康のため」続けていた要素が高いですが

健康のためだけであれば、高負荷をかける必要はありません。

 

あくまで負荷をかける運動をした方がパフォーマンスが上がることを体感しているため、継続して後負荷の運動をしているわけです。

これは「気分転換になる」というだけではなく、れっきとした脳科学で解明されています。

 

有名な話では、イリノイ州ネーパーヴィルの学校で行われた実験があり

「0時限目」として、授業が始まる前に生徒たちに運動を取り入れた結果

1999年の国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)において理科が世界1位、数学が世界6位の成績を残すことができました。

運動をした後の方が生徒たちの頭の働きが良く、勉強も身に付いたのです。

 

 

適度な有酸素運動をするとBDNF(脳神経の栄養)というものが生成されて、頭にはとても良い。

どれぐらいの運動が目安化といえば

自分の最大心拍数(220から自分の年齢を引いた数)の60%~65%ほどの負荷がかかる運動が良いです。

 

この「心拍数」というのがミソで、人によって運動の得手不得手があるじゃないですか。

今回は「体に良い運動」という観点なので、何か課題をクリアする必要はありません。

 

例えば、ランニングが得意な人は外周3分で回ってしまうのに、自分は5分かかってしまう。

だとしても「心拍数」が最大時の60%~65%ほどになっていればそれだけでOKなんです。

5分かかっていてもその数値さえ出ていれば「体にいい」

もし、ランニングが得意な人が3分で走ったとしても「心拍数が低い」状態であれば、まだ「足りない」のです。

 

ちなみにうつ病患者においては、BDNFが減少気味であるため

運動をすると「脳内の状況が改善」します。

 

運動をして脳内の状況が改善されると

 

・うつ病などが治る(抗うつ剤よりも効果がある)

・タバコなどの依存症での依存度が下がる(運動をした時ほど、依存物を欲しくならない)

 

という大きなメリットもある。

運動は「気分転換」では収まらないぐらいの脳にメリットがあるのです。

 

運動をしている時としていない時の自分のパフォーマンスは、経験したことがある人であれば明確な差がわかるでしょう。

例えば以前一緒に仕事をしていた人で、プログラマーの方がいました。

元々連絡が取れづらい人でしたが、たま~に全く連絡が取れないことがあったんです。

 

「またYさんに連絡がつかなくなったんだけど」

 

「また鬱入っちゃったか…。俺も1か月ぐらいついていないよ」

 

「いやいや、それ困るから(;・∀・)パートナーでしょ!」

 

「そうだな。ちょっとYさん家にお邪魔してみるわ」

 

「そういえば昔、Yさんランニングしていたよね。ほら、元気な時。もうやっていないのかな」

 

「あ~、そういえばあの時だけだね。今はやっていないと思うよ。」

 

鬱じゃなかったからランニングができたのか、ランニングをしていないから鬱にならなかったのか。

これまでの流れであれば、後者のはず。

 

「普段ランニングしているけど鬱です」

という人は見たことありませんし。

有酸素運動をしていると仕事が捗る実例

私はコレにかなり助けられました。

今まで頑張ったのは何だったんだ!といった感じで解決をしたことが数えられないぐらいあります。

 

例えば

私が以前のブログで書いていた内容は、ジムでトレーニングをしてる時にフッと出てきたものがほとんどでした。

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チェストプレス

「1,2、3、4…」

と、こなした数だけを頭の中で数えていただけのはずが…、何故かアイデアが出てきてしまう!

 

自分では何も考えていないようでも、この「トレーニングしている」間に頭の中で色々なことが流れてくるので。

布団に入って無心状態で頭の中に浮かんでくるような感覚です。

その色々流れてくる中で「これは使える!」といったものがたまにあり、それをまんまブログネタにしていたりしています。

 

この状態になると本当に楽ですよ。

普段「こういう構成で書こう」と考えてしまうとえらく時間がかかってしまいますが

トレーニング中は特に意識なく構成を考えてくれますから。

前のブログで月曜日(ジムに通う日)にブログ更新が多かったのはこのためです。

 

脳って面白いもので、無心状態であればあるほど勝手に頭の中を整理してくれます。

有名な話では、科学者が夢で見た蛇を元に原子構造を発見した例がありますね。

 

 

【ベンゼン環】化学者アウグスト・ケクレ(1829-1896)

夢の中に蛇が出てきて、自分のシッポをくわえて回転を始めた。

そこへ球が飛んできて跳ねまわり始めた。最初は大きい球に小さい球が1つずつくっつく。

やがて大きな球は小さい球を複数くっつけ、もっとも多い球は4つになった。

それが回転する蛇と一緒に回り出し、つながって鎖を作っていく。

すると蛇は運動をやめて消えた。

 

今はボルダリングなので、全然出てきませんけどねw

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あれは結構頭を使うスポーツなので、他のことを考えている余裕はありません。

まとめ

運動をすれば

 

・頭がよくなる

・体を鍛えられる

・精神的に安定する

・痩せる

 

総合的に考えると、何をするよりも先に運動に手を掛けた方がトータルでメリットが出てしまう。

例え運動をして時間を潰してしまったとしても

 

運動後の方が勉強が捗るし

丈夫な体なので体調を崩さなくなるし

気分によって作業が進まないことも減り

毎回食事制限する必要もなくなる。

 

子供時代に運動をさせるのは本当に意味がありました。

 

小さい頃は、スポーツも勉強もできる人を見て「凄いなぁ」と思っていたけれども

今考えてみるとそれは当たり前のこと。

むしろ文武両道ができて初めてもできるようになるものだったんです。

 

スポーツをした方が頭にもいいし、精神的にも安定する。

運動をすることで、ストレスや鬱が解消できる。

そりゃあ精神的にも優れていて、生徒会長にもなるよね、て感じですね。

 

 

今回はちょっとした実例と簡単な説明から運動のメリットを説明しただけですが

こちらの本ではもっと科学的根拠や実例が詳しく書いてあります。

興味を持った人は是非読んでください。

【脳を鍛えるには運動しかない!】

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