節税について調べていたら、面白い記事が見つかりました。

【金の仏像で究極の節税対策】

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120306/229501/

 

金の高騰はちょくちょく話題になりましたよね。

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僕が2010年頃に聞いた話は

今まで1グラム2500円ほどだったものが、3500円まで高騰して大騒ぎしていたそうです。

 

それが更に、1グラム5000円近くまで高騰するとは!

2倍近く価値が上がる資産なんて、とても信じられません。

 

「金の価値が上がり続ける」ことはバブル期の土地信仰並に眉唾ではありますが

金融資産として持っている人が沢山いるのが事実です。

実家にも、オリンピックの記念金貨があるという話を聞いたことがあります。

 

さてこの記事の面白い所は、金の価値が上がって人々の動向を探っていくと

「何やら純金の仏具」を買う人が沢山目についたということ。

どうやら「純金の仏具」を買うことにより、バカ高い相続税を回避しようとしたみたいです。

 

実際に、国税庁のホームページにはこのように記載されています

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『墓地や墓石、仏壇、仏具、髪を祭る道具など日常礼拝をしている物』

 

と、確かに記載されているので「仏具は無課税だ!」と考えるのもごく自然なことだと思います。

 

ただ「金を加工する」必要があるので、それなりの加工費がかかるんじゃあるまいか。

金型だって安いものではないし、鉄みたいにまとめて溶かしてコスト削減!なんてできなさそうです。

そもそも普通に考えて「税金を取ることを仕事としている税務署」がこんな簡単な抜け道を用意するとは思わないんですけどね。

 

ちょっと調べたら、簡単に出てきました。

結論から言うと、「効果がなさそう」です。

仏具が相続税対策にならなそうな理由

これは実際に税理士の方が書いている記事です↓

【純金仏像が相続税対策になるとの思い込み。】

http://office-m2.jp/tax/zeiseikaisei/786.html

 

【金の仏具を買うと相続税対策になる?】

http://ameblo.jp/yorisou-group-miyaji/entry-11960850657.html

 

まあ当然と言うか、分かり切った話というか

「仏具」は無課税ですが美術品としての仏具」の場合は課税となってしまいます。

税務署に「仏具」として認められなければ、「美術品」として課税対象になってしまいます。

税務署がそんな簡単な抜け道を残してくれるわけはありませんでした。

そもそもが「仏具」扱いされないという話なので。

 

たとえ「仏具」と認められた場合であっても

「加工賃」「買取差損」を考えると、節税効果はほぼない、普通にマイナスという話です。

 

金として買取する場合は「仏具」としての価値を度外視するため単純な金価格で買い取られてしまいます。

純金の購入価格には「加工賃」が含まれているから、少なくてもその分は買取価格から除外。

純金の仏具の販売価格が、金の重量を参考に値段設定されているとも思いません。

 

高く買い取ってもらいたいのならば、美術品として買い取ってもらわなければならないでしょう。

って、既に言ってしまったけれども「美術品」の時点で課税対象なんですよね。

どちらにせよ、金でできた仏具の節税効果はあまりなさそうです。

 

まあ

 

・美術品と認められた時点で課税対象

・加工コストや仏具自体に正当な価格設定がされない

 

以上の理由から「仏具は相続税対策にならない」と言えます。

 

 

 

「換金率が高くてあまり高価でない」ものがあれば、相続税の節税対策にはなるでしょう。

 

仏具自体も、意外とお高いですよね。

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同じ大きさの「食器棚」と比べた場合「ちょっと高すぎない?」感が満載。

仏具に限らず、お墓も高い。

 

あれ?

そういえば葬式ってどれぐらいのお金がかかるのだろう。

 

葬儀というと、僕は中学生の時に僅かな記憶が残っている程度です。

「結婚で○○万円かかった」という話は聞いたことがありますが

「葬式で○○万円かかった」という話は聞いたことがないです。

 

ああいう儀式系は何かとお金がかかるし

 

相続の発生=葬儀の発生

 

でもあるので、ちょっと調べた方がいいかもしれない。